ひつじのお家

自分用の日記みたいなものです

突然ですが暇なので妄想を垂れ流します

2か月前、アジアの金融の中心地シンガポールに行ったんです。

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一番心打たれたのはやはり夜景。

360度、高層ビルが連なっているんです。

 

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何の誇張もなく、本当に全てが異次元に感じられた。

実物は写真よりはるかに奇麗です。

 

 

シンガポールといえばアジアの金融の中心地。

 

世界中の大企業の高層ビルに360度囲まれて思った。

 

夜21時。

 

まだ明かりがついている。

 

きっとまだ中で仕事をしているんだろう。

 

 

中にいる人はどんな人だろうか。

 

 

 

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きっと各国の才能にあふれた人たちが集まっているんだろう。

 

きっと今私がいる所とはかけ離れた世界なんだろう。

 

私の想像を絶する大きな物事を動かしているんだろう。

 

この高層ビルには私の知らない世界が詰め込まれているんだろう。

 

 

そんな、未知の物事に対する好奇心のようなもので私の心は満たされた。

 

 

 

 

 

何故ニュージーランドに留学している今そんな過去の出来事に思いを馳せているかというと。

 

例えばこういうのはどうだろう。

 

シンガポールの高層ビルの十数階。

私はビジネスウーマンでそこで働いている。

その仕事は国際的で、責任重大だけどやりがいがある。

様々な国籍の同僚。

私も含めみんな何らかの才能を買われて雇われている。

毎日忙しくてその日も夜の残業。

町は観光客やお金持ちで溢れている。

バーやカジノも賑わっている。

 

そんな町の高層ビルの一角。

 

私は残業中にふと窓の外の景色を見る。

今でこそ当たり前になったけれど、改めてこうして見てみるとそれは本当に息を飲むような光景である。

「奇麗」とか「美しい」とかそういう日本語を超えた何かが潜んでいる。

そんな薄っぺらい景色ではなく、どこか、町全体が今を生きているような、何かが潜んでいるような。

窓の外にしばらく気を取られていると、私の隣にマレーシア出身の同僚の男性がやってくる。そして私と同じように窓の外を眺める。

世界中の観光客とお金持ちがカジノやお酒を楽しんでいる光景である。

 

その瞬間私は何とも言えない充実感で満たされるのだ。

私は彼らみたいに気楽に遊んでいるわけではないが、この時間を隣の同僚と共有している。

大変だけれどやりがいのある仕事を一緒にこなしているし、この生きた世界最先端の町の一部として共に生活しているのだ。

 

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これは全部私の妄想です。

ニュージーランドの学校にマレーシア人の天才がいて、その人を見ているとこういう妄想をしてしまった。

彼はきっと将来いい職を手に入れるだろうな。

そして私も世界の最先端に憧れている。

でもこれは妄想。

夢のまた夢の話です。