自分にとって病院とは
世間からしたら大したことの無い病気だけれど
私からするとずっと大きな存在だった
中学に入ってからずっと心臓の鼓動がおかしくなる発作に襲われて
病院に行っても異常が無いと言われ続けてきた
でも私はこれは絶対に異常だと確信していたし
原因不明の異常が自分の中にあることが恐怖で恐怖で仕方が無かった
しかも心臓って、体の中で一番重要な部分だし
自分はいつ心臓が止まって死んでもおかしくないのではないかと
想像しては、恐怖で怯えていた
怖くて、怖くて
ご飯が喉を通らないこともあったし
自分の部屋でひたすら泣いていたこともあった
結局、3年ほど前にその原因が不整脈の一種であることが分かって
今すぐ治療が必要なものではないと言われたので
必要に迫られるまで放置することに決めたけれど
それでも尚
心のどこかに恐怖はある
いつかこの不整脈が危険なものに発展したらどうしよう
だから、病気で恐怖を感じている人の気持ちはすごく分かるし
そんな人に寄り添って少しでも支えられたら、という気持ちは大きい
将来、病院で働くつもりはないけれど
製薬メーカーだって目的は同じで
病気の人を助けること
病気の人を助けたい
この気持ちを
ずっと忘れずに持ち続けて働きたい